Osmo Mobile 6の特徴や性能を、詳しくお伝えします。
Osmo Mobile 6は、自動追跡機能を備えたスマホ用ジンバルです。強力な手振れ補正で、スマホの映像を一段と高品質仕上げます。
たとえば、旅行先での思い出やVlogでの撮影など、あらゆるシーンでプロ並みの映像を簡単に撮影することができます。このジンバルを使えば、手振れや不安定な映像とはおさらばです。
この記事を最後まで読めば、Osmo Mobile 6の魅力がよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
- 強力な手振れ補正
- 自動追跡機能
- コンパクトなデザイン
- 素早い起動
- 簡単チュートリアル
- アプリに難あり
- 三脚の取り外しが面倒
Osmo Mobile 6のスペック
Osmo Mobile 6のスペックは、こちらになります。
基本仕様 | |
---|---|
価格 | 19,470円 |
動作時間 | 約6時間24分 |
バッテリー容量 | 1,000mAh |
可動域 | 左右 : -161.64° ~ 173.79° 上下:-101.64° ~ 78.55° 回転 : -120.30° ~ 211.97° |
重さ | 330g |
本体サイズ | 展開時 : 276 × 111.5 × 99mm 折りたたみ時 : 189 × 84.5 × 44mm |
三脚のタイプ | 外付け |
三脚のサイズ | 長さ : 138mm 直径 : 32mm |
対応スマートフォンのサイズ | 厚み : 6.9 ~ 10mm 幅 : 67 ~ 84mm 重量 : 170 ~ 290g |
Osmo Mobile 6の特徴
ここでは、Osmo Mobile 6の特徴を5つ解説していきます。
強力な手振れ補正
Osmo Mobile 6は、強力な手振れ補正機能を搭載しています。
物理式のジンバルなので、手振れ補正はかなり強力です。スマホとは思えない、なめらかな映像に仕上がります。
たとえば、歩きながらの撮影や、動きのあるシーンで特に活躍するアイテムです。
自動追跡機能
Osmo Mobile 6は、自動追跡機能があります。
「アクティブトラック」というDJI独自の技術で、被写体を追跡し続けることができます。追跡時はジンバルが動くため、ひとりでも第三者が撮ったかのような映像が撮影可能です。
自動追跡機能は、工夫次第でかなりおもしろい映像が撮れます。
コンパクトなデザイン
Osmo Mobile 6は、持ち運びが非常に簡単です。
折りたたむことでコンパクトになり、ポケットやバッグに簡単に収納できます。たとえば、旅行や日常使いの撮影に便利です。
素早い起動
Osmo Mobile 6は、展開するとすぐに電源がオンになります。
移動時は折り畳んでコンパクトにし、使う時には展開すればすぐに撮影可能です。
簡単チュートリアル
Osmo Mobile 6のアプリには、簡単なチュートリアルがあります。
アプリを起動すれば、チュートリアルを受けることができるため、多くの機能を学ぶことができます。操作が分からない初心者にも、やさしい設計です。
Osmo Mobile 6の付属品
Osmo Mobile 6の付属品は、こちらになります。
- 収納ポーチ
- グリップ式三脚
- 電源ケーブル
グリップ式三脚
Osmo Mobile 6には、三脚が付属されています。
これにより手持ちだけでなく、固定撮影も可能になるので便利です。また、繋げることで両手持ちも可能になるので、持ち歩いておくと良いでしょう。
Osmo Mobile 6を使った感想
Osmo Mobile 6を使った感想をお伝えします。
チェック項目 | 評価 |
---|---|
安定性 | (5.0) |
操作性 | (4.0) |
バッテリー寿命 | (4.0) |
携帯性 | (4.0) |
総合評価 | (4.0) |
安定感抜群
スマホジンバルなので、安定感は抜群です。
実は何年か前に、「初代Osmo Mobile」を所持していたことがあるんですが、スマホジンバルは昔より有用性が増しているようにおもいます。
個人的には、手振れ補正は「物理式が一番」だとおもっています。映像のなめらかさにおいて、デジタルの手振れ補正よりも自然です。
少ない投資で高品質な映像が撮れると考えると、Osmo Mobile 6のようなスマホジンバルの有用性は、今後どんどん増していくでしょうね。
動きがスムーズ
おっ、めっちゃスムーズ
初めて手にしたときの感想はこれでした。
左右や上下の動きがかなりスムーズです。Osmo Mobile 6はこの点において、かなり優れているように感じます。
左右上下の動きは速すぎてもダメだし、遅すぎても使いづらいです。それを絶妙な速度でコントロールできるのは、今までの技術とノウハウの蓄積があってことでしょう。
この辺は「さすがDJI」と言ったところ。
ラジコンっぽい操作性
DJIといえば、ドローン屋ですよね。
過去に私は、ラジコンヘリやドローンをやっていたので、DJIは昔からよく知っています。特に、「Phantom」の登場は、当時かなり衝撃的だったのを今でも覚えています。
やはり、ドローンが得意なメーカーだからなのか、操作回りがものすごく「ラジコンの送信機っぽい」です。左のつまみとか、プロポの発想ですよね。
また、スティックの「倒す角度で速度が変わる」点も、すごくラジコンっぽかったです。昔、やってた頃を思い出して、なんか懐かしくなりました。
優秀なジンバル
総じて、完成度の高いスマホジンバルですね。
Osmo Mobileはもう6世代目なので、技術的には成熟しているのでしょう。使っていて、特に目立った弱点はないようにおもいました。
三脚の仕様については賛否両論かと。個人的には、内蔵式のほうが良いですがその分重くなりますし、外付けで両手持ちできるというのは、利点でもあります。
スマホジンバルは操作が少し独特ですが、使いこなせればコスパはかなり良いアイテムです。初めてのジンバルとして、Osmo Mobile 6はおすすめですね。
Osmo Mobile 6で気になった点
Osmo Mobile 6で気になった点を書きます。
アプリの注意点
Androidユーザーは、アプリを自力で入れる必要があります。
Osmo Mobile 6を使うには、「DJI Mimo」というアプリが必要です。App Storeにはありますが、Google Playストアにはありません。
そのため、Androidユーザーは、自力でインストールしましょう。普通にアプリを入れるよりも、ひと手間掛かるのでこの点は注意が必要です。
三脚の取り外しが面倒
Osmo Mobile 6は、三脚の取り外しが面倒です。
自動追跡機能や固定撮影では必須なので、ここが個人的なマイナスポイントです。「つけたままにしておく」という手もありますが、かなり長くなるのでおすすめできません。
メリットもある
逆に、メリットとしては「両手持ちがしやすくなる」という点ですね。
片手だと「腕が疲れる」という問題がありますが、両手持ちにすることで疲れを軽減できます。また、揺れに関してもより少なくできるでしょう。
三脚はしっかりしているので、グリップもしやすいです。この辺は一長一短ですね。
Osmo Mobile 6とInsta360のFlowの比較
ここでは、Osmo Mobile 6とInsta360 Flowの違いを比較していきます。
商品名 | Insta360 Flow | Osmo Mobile 6 |
---|---|---|
価格 | 20,900円 | 19,470円 |
動作時間 | 12時間 | 約6時間24分 |
バッテリー容量 | 2,900mAh | 1,000mAh |
可動域 | 上下 : -100° 〜 82° 回転 : -150° 〜 180° | 左右 : -230° 〜 100°上下:-101.64° ~ 78.55° 回転 : -120.30° ~ 211.97° | 左右 : -161.64° ~ 173.79°
重さ | 401g | 330g |
三脚 | 内蔵式 | 外付け |
詳細情報 | \最新情報をチェック/ Flowをチェック | \最新情報をチェック/ Mobile 6をチェック |
バッテリー持ちの違い
Osmo Mobile 6の動作時間は、「約6時間24分」です。
スマホで6時間も撮影することはあまりないとおもうので、このくらいでも十分ですね。普通に使う分には、数日持つレベルだとおもいます。
Flowがちょっと凄すぎるだけなので、Osmo Mobile 6の動作時間が短いというわけではありません。
三脚の違い
Osmo Mobile 6の三脚は、外付けタイプです。
おそらく、DJIは「軽くする」ことを重要視しているのだとおもいます。
これは"両手持ちしやすい"という構造からも、見てとれます。
スマホジンバルは、「手で持って撮影する」のが基本なため、重さの要素は無視できません。Osmo Mobile 6は、三脚が取り外せるので本体重量が軽くなっています。
Osmo Mobile 6の重さ | Flowの重さ |
---|---|
330g | 401g |
三脚の構造については、「利便性を重視する」か「軽さを重視する」か、メーカーの考え方が色濃くでていますね。
Osmo Mobile 6でスマホの映像品質を上げよう!
この記事では、Osmo Mobile 6の魅力についてお伝えしました。
Osmo Mobile 6は、自動追跡機能を備えたスマホ用ジンバルです。強力な手振れ補正で、スマホの映像を一段と高品質仕上げます。
Osmo Mobile 6があれば、お使いのスマホでプロ並みの映像を撮ることが可能です。
少ない投資で映像の品質を上げられるので、この機会にぜひOsmo Mobile 6の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。