GoPro HERO11と10の違いを徹底比較！どっちを選ぶべき？

GoPro HERO11とGoPro HERO10の違いを徹底比較します。

GoPro11では、センサーサイズが大きくなり、暗い所での撮影に強くなりました。11と10は、デザインはほぼ同じですが、性能は順当に進化しています。

今回は私が実際に両モデルを体験し、使用者の視点から詳しく分析しました。GoPro11とGoPro10の具体的な違いを解説し、それぞれのモデルの利点やデメリットもお伝えします。

この記事を読めば、GoPro11とGoPro10の違いがよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

GoPro11とGoPro10の特徴

まずは、GoPro11とGoPro10の特徴を解説します。

GoPro11の特徴

GoPro11は、GoProの11世代目のアクションカメラです。

GoPro11からはセンサーサイズが変更されており、暗い場所での撮影に強くなりました。

項目	詳細
最大動画解像度	5.3K 60fps
最大写真解像度	27.13MP (5568X4872)
センサーサイズ	1/1.9インチ
システムプロセッサー	GP2
動画モード	標準、タイムラプス、タイムワープ、ナイトラプス、スローモーション、ビデオループ
写真モード	標準、バースト、ナイトフォト
バッテリー容量	1,720mAh
連続録画時間	5.3K 30fps : 80分
防水	10m
大きさ	幅71.8 × 高さ50.8 × 奥行き33.6mm
重量	154g

GoPro10の特徴

GoPro11は、GoProの10世代目のアクションカメラです。

このモデルからシステムプロセッサーがGP2になり、処理能力が大きく向上しています。※GoPro11も同じプロセッサーです。

項目	詳細
最大動画解像度	5.3K 60fps
最大写真解像度	27.13MP (5568X4872)
センサーサイズ	1/2.3インチ
システムプロセッサー	GP2
動画モード	標準、HDR、タイムラプス、タイムワープ、ナイトラプス、スローモーション、
バッテリー容量	1,720mAh
連続録画時間	5.3K 30fps : 90分
防水	10m
大きさ	幅71.8 × 高さ50.8 × 奥行き33.6mm
重量	154g

GoPro11のGoPro10の比較

ここでは、GoPro11とGoPro10の細かい比較をしていきます。

商品名	GoPro11	GoPro10
価格	54,800円	42,800円
センサーサイズ	1/1.9インチ	1/2.3インチ
動画の最大解像度	5.3K 60fps	5.3K 60fps
写真の最大画解像度	27.13MP (5568 x 4872)	23.25MP (5568 x 4176
駆動時間	5.3K 30fps : 80分	5K(4:3) 30fps : 64分
バッテリー容量	Enduro 1,720mAh	1,720mAh
重さ	154g	154g
防水性能	水深10mまで	水深10mまで
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暗所性能が違う

GoPro11は、センサーサイズが大きくなっています。

これにより、暗い場所での撮影に強くなりました。

上記の写真を見てもわかる通り、黒潰れしている部分に大きな差がありますよね。緑の描写自体も違っており、GoPro10は少し古いカメラという感じ。

ただし、暗い所での撮影に強くなったとはいえ、「1/1.9インチ」というサイズは、あまり大きくありません。

暗所に強いカメラが欲しければ、Ace Proのほうがおすすめです。

雪の描写

上記は、雪をそれぞれ撮影したものです。

雪の描写力に関しては、私は「GoPro10のほうが少し上」だと思っています。境界線がわかりづらい雪では、GoPro10のほうが陰影がはっきりと映っていて、立体的に見えるんですよね。

この辺は、センサーサイズの小ささが逆にメリットになっている感じです。

写真の画質の違い

写真に関しても、GoPro11のほうが少しだけ解像度がアップしています。

たとえば、上記のような写真だと、芝生の描写力が違います。GoPro11のほうが、より細かく描写されています。

また、センサーサイズの違いによる"暗さの違い"も結構ありますね。

ただ、雪に関してもそうなんですが、「陰影がはっきりする」という点で、GoPro10は逆に良い写真になります。

解像度自体は細かく見ないと見分けられませんが、印象としてはGoPro10のほうがすっきりしていて、私は好印象です。

手振れ補正が向上

手振れ補正機能も向上しています。

ただ、これに関してはあまり大きな変化ではありません。ほとんどマイナーアップデート。手振れ補正自体はどちらも優秀です。

バッテリー性能の向上

バッテリーの種類も、ちょっと変わっています。

GoPro11からは、「Enduro」という低温環境に強いバッテリーに変更されています。撮影時間も38％ほどアップしています。

変わっていない点

大きく変わっていない点は、以下の通りです。

デザインは数字のみの違いですね。下3つに関しては全く同じです。

GoPro11とGoPro10を実際に使った感想

GoPro11とGoPro10を使った感想をお伝えします。

GoPro11の感想

GoPro11の画質は、素晴らしいですね。

執筆時点は2024年で、もう2年くらい前に発売されたカメラですが、まだまだ一級品の映像が撮れます。というか、映像は未だにトップレベルです。

旧モデルのGoPro10からは「正当進化」といった感じで、特に明るいところでの性能がアップしていますね。

ただ、暗所性能自体は弱くて、ここは現状最高レベルのアクションカメラ(Ace ProやAction4)と比べると劣っています。

しかし、GoPro11の撮れる映像自体は非常に素晴らしく、私はかなり好みです。

「暗い所が苦手」という明確な弱点はあるものの、屋外用途であれば私はそんなに気になりません。少し前のモデルにはなりますが、今でも相当レベルの高いカメラといえるでしょう。

GoPro10の感想

GoPro10も、まだまだ高性能なアクションカメラです。

ただし、現状のトップクラスのアクションカメラと比べると、センサーサイズで大きく劣っています。

屋外用途であれば、そんなに気にならないかもしれませんが、トップ戦線からは少し遅れをとっているカメラですね。

写真を撮る場合には、「陰影がはっきりしていて立体的に見える」のは大きな利点です。ここは意外と、GoPro10のほうが良く感じました。

コスパ的な意味では、結構良好なカメラです。

GoPro11とGoPro10で出来ること

GoPro11とGoPro10で出来ることをご紹介します。

高解像度の映像が撮れる

GoPro11と10は、どちらも「5.3Kの高解像度」で撮影することができます。

5.3Kというのは、現状のアクションカメラのなかでもトップレベルの画質を誇ります。そのため、キレイな映像で撮影したいひとには、どちらもおすすめのカメラです。

旅行にも最適

GoPro11と10は、旅行にも最適です。

動画だけでなく写真の解像度も優秀なため、思い出を残すにはもってこいです。また、マウントが一体型になっているので、自撮り棒や三脚とも連結しやすくなっています。

携帯性にも優れるので、ひとつ持っておくと便利でしょう。

アウトドアの撮影

GoPro11と10は、アウトドアでの撮影に最適です。

「強力な手振れ補正」や「水深10mまでの防水」機能があるので、アウトドアではガンガン使っていけます。

登山やスキー･スノボなど、運動系の撮影にもおすすめです。

GoPro11とGoPro10どちらがおすすめ？

ここでは、どちらのカメラがおすすめかを解説します。

センサーサイズが超えられない壁

GoPro11と10は、動画の最大解像度は同じです。

しかし、センサーサイズが大きく違っています。そのため、撮れる映像には結構違いがあります。

そんなひとはGoPro10でも良いとはおもいますが、木陰や曇りの日でも、映像品質には差がでます。センサーサイズはなるべく大きいほうが良いです。

価格差は1万2千円

価格差は、1万2千円ほどあります。

ただし、上記は定価です。

私はGoPro11はセール時に買っていて、「47,400円」で入手していますね。GoProは、ちょこちょこセールをやるので、定期的に価格をチェックするのがおすすめです。

GoPro11のほうがおすすめ

GoPro11のほうがおすすめです。

商品名	GoPro11	GoPro10
価格	54,800円	42,800円
センサーサイズ	1/1.9インチ	1/2.3インチ
動画の最大解像度	5.3K 60fps	5.3K 60fps
写真の最大画解像度	27.13MP (5568 x 4872)	23.25MP (5568 x 4176
駆動時間	5.3K 30fps : 80分	5K(4:3) 30fps : 64分
バッテリー容量	1,720mAh	1,720mAh
重さ	154g	154g
防水性能	水深10mまで	水深10mまで
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動画の最大解像度は同じですが、センサーサイズに大きな違いがあります。また、色味などもGoPro11のほうが優れています。

セール時にはかなり安くなるため、価格差を考慮しても、GoPro11のほうをおすすめします。

よくある質問

GoPro11とGoPro10のよくある質問をまとめました。

GoPro11とGoPro10の主な違いは何ですか？

GoPro11はGoPro10に比べて、暗いところに強くなっています。色味などもより鮮やかになっています。

GoPro10のアクセサリーはGoPro11でも使えますか？

マウントは同じタイプなので、共通して使えるものが多数あります。

GoPro11のバッテリー寿命はどの程度ですか？

GoPro11は「5.3K 30fps : 80分」でGoPro10は「 5K(4:3) 30fps : 64分」です。GoPro11は、5.3K撮影でのバッテリー持ちが良くなっています。ただし、具体的な使用時間は、画質や撮影モードによって異なります。

両モデルはどちらも防水ですか？

どちらも防水対応です。水深10mまでの防水となっています。

GoPro10を持っているが、GoPro11にアップグレードする価値はありますか？

特に、センサーサイズに大きな違いがあり、撮れる映像は結構違います。GoPro10からは順当に進化していますので、アップグレードの検討価値はありです。

GoProは最新モデルがおすすめ

この記事では、GoPro11とGoPro10を比較しました。

執筆現在は、GoPro12まで出ているため、今から買うのであればGoPro12のほうがおすすめです。

しかし、性能自体はかなり似ているため、GoPro11も価格差で考えるとアリですね。

いずれにせよ、GoPro10を買う必要性は薄いです。性能的にはGoPro11と12は、順当に進化しているため、できるだけ最新モデルを検討すると良いでしょう。