Go Pro HERO 12 Blackの特徴や性能を、詳しくお伝えします。
GoPro12は、5.3Kで撮影可能なアクションカメラです。GoPro12からはデザインが一新され、ネジ穴が追加されるなどの仕様変更がありました。
GoPro12を使えば、アウトドアの活動を高画質で記録したり、旅行先での思い出を美しく残したりすることができます。
この記事を最後まで読めば、GoPro12の特徴や性能がよくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
- 5.3Kの高画質
- 強力な手振れ補正
- 10mの防水
- バッテリー持ちが良い
- マウントが便利
- 暗い所はもう一歩
- 関連アクセサリーがやや高価
GoPro HERO 12のレビューのスペック
GoPro12のスペックは、こちらになります。
基本仕様 | |
---|---|
価格 | 62,800円 |
最大動画解像度 | 5.3K 60fps |
最大写真解像度 | 27.13MP (5568X4872) |
センサーサイズ | 1/1.9インチ |
システムプロセッサー | GP2 |
動画モード | 標準、HDR、タイムラプス、タイムワープ、ナイトラプス、スローモーション、ビデオループ |
写真モード | 標準、バースト、ナイトフォト |
バッテリー容量 | 1,720mAh |
連続録画時間 | 5.3K 60fps : 70分 5.3K 30fps : 90分以上 |
防水 | 10m |
大きさ | 幅71.8 × 高さ50.8 × 奥行き33.6mm |
重量 | 154g |
細かい仕様などは違うものの、前作のGoPro11からは、スペックの大きな変化はありませんね。
GoPro HERO 12 Blackの特徴
ここでは、GoPro12の特徴を5つ解説していきます。
5.3Kの高解像度撮影
GoPro12は、5.3K 60fpsの撮影が可能です。
現状のアクションカメラは「4K」が主流ですが、GoPro12はさらに上の5.3Kでの撮影が可能となっています。
実際に撮影してみても、描写が細かく、かなりキレイな映像が撮れます。特に、色彩表現は秀逸です。
強力な手振れ補正
GoPro12は、手振れ補正が強力です。
「HyperSmooth」という技術が採用されており、GoPro12には最新の「6.0バージョン」が搭載されています。
自動ブースト機能で、シーンのスピードと動きに応じてブレ補正をしつつ、常に最高格の視野角で撮影することが可能です。
10m防水
GoPro12は、水深10mまでの防水性を備えています。
たとえば、海でのアクティビティや、ダイビングに使ったりすることも可能です。特に防水ケースに入れずとも、そのままの仕様で10mまで耐えられます。
バッテリー持ちが良い
GoPro12は、バッテリー持ちが良いです。
設定値 | バッテリー持ち |
---|---|
5.3K 60fps | 70分 |
5.3K 30fps | 90分以上 |
私は普段「5.3K 30fps」で撮影していますが、かなり長持ちしますね。
マウントが便利
GO PRO12は、マウントが一体型です。
特に、今回からはネジ穴が追加されたので、自撮り棒や三脚にそのまま取り付けることができます。これがかなり便利です。
普通のアクションカメラは、別につける必要があり、ちょっと面倒なときがあります。しかし、GoPro12ならカメラだけ持っておけばOKです。
GoPro HERO 12 Blackの付属品
GoPro12の付属品は、こちらになります。
- 充電ケーブル
- マウント
- 説明書等
めちゃくちゃシンプルです。
GoPro HERO 12 Blackを使った感想
GoPro12を使った感想をお伝えします。
チェック項目 | 評価 |
---|---|
動画の品質 | (5.0) |
機能性 | (5.0) |
コスパ | (4.5) |
バッテリー持ち | (4.5) |
総合評価 | (5.0) |
画質について
画質は文句なし!
GoPro 12は、映像が本当にキレイですね。
色彩表現も、細かい描写も本当に素晴らしいとおもいます。「アクションカメラ界の王者」の名に恥じないクオリティです。
映像というのは、画質だけでなく色彩も重要ですが、私はここに「GoProのこだわり」をすごい感じました。誇張しすぎず、淡白にしすぎず、絶妙の色加減です。
おまけに5.3Kなので、画質に関しては本当に文句なしでした。
暗い場所での撮影について
GoProは暗い所だと全然ダメ
そんな声をよく聞きます。
私はこのウワサを購入前から知っていたので、買ってからめちゃくちゃ撮り比べました。その結果、以下のような結論に達しました。
Go Pro12は、暗い所の撮影は苦手だけど、屋外ならそこまで気にならない。
木陰や曇りの日程度の暗さであれば、十分良い品質で撮れます。
しかし、室内レベルの暗い場所だと顕著にノイズがでます。この辺は、他のアクションカメラに劣る部分です。
特に、Insta360のAce Proとは、暗い場所での撮影にかなりの差があります。もし、暗い場所での撮影がしたければ、Ace Proのほうがおすすめです。
ただ、個人的に「アクションカメラは屋外で使うもの」だとおもっているので、そういう意味では、GoPro12の暗所性能は十分及第点です。
マウント一体型が良い
GoPro12は、細かい仕様も良いです。
特に、個人的にすごい気に入っているのが「マウントが一体型になっている」ところです。Ace ProもAction 4も、外付けでつける必要があるんですが、GoPro12は一体型になっています。
私はAce Proをメインで使っているんですが、クイックリリースマウントをよく持っていき忘れてしまうんですよね。
自撮り棒や三脚につけたまま忘れる、というパターンが多いです。
GoPro12は、一体型なのでこういったことがありません。1/4インチの/ネジ穴もつき、めちゃくちゃ便利です。
この仕様は、他メーカーにもぜひ見習って欲しいところですね。
賞賛に値するカメラ
GoPro12は、賞賛に値するカメラです。
私は、アクションカメラというのは、「動画の品質」をもっとも重要視するべきだと考えています。その点において、GoPro12の映像美は本当に素晴らしいです。
さすがは王者。世界トップブランドの名に恥じないクオリティでした。
GoPro HERO 12 Blackで気になった点
Go Pro12で気になった点を書きます。
アクセサリーが高め
GoPro12のアクセサリーは、価格が高めです。
全体的に、他メーカーよりも高い価格設定になっています。アクションカメラは、基本的にいろんなアクセサリーを併用して使うものなので、ここは注意が必要です。
ただし、Amazonにはたくさん模倣品があり、これを駆使すれば出費を抑えることができます。下記のリンクから、ぜひ気に入ったものを探してみてください。
暗い所は苦手
GoPro12は、暗い場所での撮影が苦手です。
これは、他のアクションカメラと比べても、はっきりとしているGoProの弱点です。暗所性能は、Ace ProやAction 4よりも大きく劣っています。
ただし、GoPro12は、センサーサイズに対しては頑張っている印象。屋外用途であれば、私はそこまで問題にならないと考えています。
GoPro HERO 12とHERO 11の比較
ここでは、GoPro12とGoPro11の違いを比較していきます。
商品名 | GoPro HERO12 | GoPro HERO11 |
価格 | 62,800円 | 54,800円 |
動画の最大解像度 | 5.3K 60fps | 5.3K 60fps |
写真の最大解像度 | 27.13MP (5568X4872) | 27.13MP (5568X4872) |
センサーサイズ | 1/1.9インチ | 1/1.9インチ |
プロセッサー | GP2 | GP2 |
連続撮影時間 | 5.3K 30fps : 90分 | 5.3K 30fps : 80分 |
バッテリー容量 | 1,720mAh | 1,720mAh |
重さ | 154g | 154g |
防水性能 | 水深10mまで | 水深10mまで |
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画質は変わらず
映像キレイになった?
いいえ、たいして変わっていません。
動画も写真も最大解像度は変わらず、ほぼ変化がありません。
両者の映像を穴が開くほど見比べましたが、ほとんど誤差レベルです。
ただし、GoPro12は暗い所に少しだけ強くなっています。しかし、「本当に少しだけ」なので、意識してみないとたいした変化は感じないでしょう。
デザインの違い
GoPro12からは、大きくデザインが変更されています。
今までは、比較的シンプルなデザインでしたが、GoPro12は「星空のようなデザイン」になりました。おしゃれで気に入っています。
今後の後継機は、このデザインになっていきそうですね。
マウントの違い
GoPro12から、ネジ穴がつきました。
これにより、より幅広いアクセサリーに対応することができます。たとえば、三脚や自撮り棒など、そのままの状態で好きなようにマウントすることが可能です。
使っていて本当に便利なので、これだけでもGoPro12に買い替える価値はあると感じますね。
GoPro HERO 12 Black
この記事では、GoPro HERO 12 Blackの魅力についてお伝えしました。
GoPro12は、5.3Kで撮影可能なアクションカメラです。GoPro12からはデザインが一新され、ネジ穴が追加されるなどの仕様変更がありました。
アクションカメラ界の王者らしい、素晴らしいカメラでした。万人受けするカメラです。
あなたもこの機会にぜひ、GoPro12の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。